最近では誰もが知ってるルームシェア。でも、シェアハウスとルームシェアって、何か違うの?
シェアハウスは一部の設備を他の入居者と共同で使用するという特徴が似ている事から、よくルームシェアと混同されている場合があります。では、ルームシェアとシェアハウスでは何が違うのでしょうか?
最大の違いは「運営に責任を持っている事業者が存在する」という点です。
ルームシェアは個人同士の私的な信頼関係によって運営されますが、シェアハウスでは物件の運営によって収益を上げている事業者がおり、入居者はそれぞれ個別に運営事業者と契約して入居します。
運営事業者は入居者と契約する以外にも、シェアハウスの維持・管理や運営に関する基本的な規則を作ったりします。営利事業ですから運営事業者間にも競争があり、より快適な生活環境を提供できるよう、各事業者が努力しています。
ルームシェアでは通常多くても5人程度以内の共同生活になりますが、シェアハウスでは最小規模なら数名程度、最大では100名以上の入居者が居住している物件もあります。
また、ルームシェアでは既存の住人さんが新しい入居者の募集や審査を行いますが、大抵のシェアハウスでは運営事業者さんが新しい入居者さんの募集・審査を行います。モチロン、運営方針や既存の入居者さんとの相性などが考慮され入居できない場合があるという点は変わりませんが。
基本的に入居者同士の付き合い方はそれぞれ好きなように、というのがシェアハウスのスタンスと言えますが、中には定期的にパーティを開いたりして積極的に入居者同士の交流を支援してくれるような物件もあります。