シェアハウス選びの最重要ポイント、それは、とにかく自分と相性が良くて信頼できる運営事業者さんを見つける事!
初めてシェアハウスを選ぶ時、最も重視するべきなのは運営事業者さんです。入居後に快適な生活が送れるかどうかは、恐らく半分ぐらい運営事業者さんの姿勢と実力と、それからあなたとの相性にかかっています。「運営管理の気配りができ、信頼できて、自分と相性の良い事業者を選ぶ」事が大事です。
例えば共用設備のメンテナンス頻度や利用ルールを取り決めるのは事業者さんですし、あなた以外の入居者の審査、受入れの判断をするのも事業者さんです。だからシェアハウスの雰囲気には、運営事業者さんの性格や考え方、運営センスが色濃く反映されてくるものです。これから入居する物件を選ぶ時に、運営事業者さん選びは意外にも非常に重要なポイントなのです。
では一体、何をどのようにチェックすれば良いのでしょうか?
まず、運営事業者の担当さんが物件を定期的に訪問しているかどうかを確認します。訪問頻度は運営管理に対する事業者さんの意識の高さのバロメータのようなものです。複数の人が生活しているシェアハウスは言わばナマモノですから、物件に来ない事業者さんは自社の管理する物件の事をよく知らないと言っても言い過ぎではありません。
入居者の不便やトラブルの種を見つける事も、改善する事も難しいでしょう。普段会いもしない相手に向かって、入居者はあまり不満や心配の種を伝えたりしないものです。こういう場合ほとんどの人が不満があっても黙って出て行くだけでしょうから、事業者さんは問題が大きくなるまで、その存在に気付く事もできません。逆に担当さんがきちんとやってくる物件では、入居者の生活上の細々とした不満にも気付く事ができます。実際、入居者が不便に感じる事の大半は、事業者さん側が気付きさえすれば(やる気もないといけませんが)簡単に改善できるものだったりします。
*但し3?4名程度の小規模な物件では、実際に各物件にそこまでの手を掛ける事が困難ですし、規模的に内部での自主管理に任せる方が良い、という意見もあります。
さて、ここまでは「どうして運営事業者選びが大事なのか?」について書いてきました。次は、実際に内見の際に、どういったポイントに注意して運営事業者さん選びを考えてゆけば良いのか、具体的に紹介してみます。